foundation新作「ふたつの冒涜」コンセプト・解説

NFT

こんにちは!神戸ポップです。
foundationの新作が登場致しました。
今回は作品のコンセプト等をお話ししていきます。

はじめに

一枚絵を制作〜販売するにおいて用意しているもの

・作品

・特典

・ポスター

・フリー音楽付きタイムラプス=CM

・Instagramリール

・TikTok 動画(@kobepop_)

・プロモーション動画
(Instagramからダウンロードした動画(無音)にモーションやフリー音楽を重ねる)

『ふたつの冒涜』(“two desecration”)

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風刺画ということで海外を視野に油彩風で
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入札者様特典(PFP)

作品ページ(ご購入はこちらから)

二つの冒頭とは、依存性のあるエナジードリンクをもとに社会風刺したものです。

エナジードリンクから離れられなくなった現代人は、社会が破滅の道へと進んでゆきました。

それと同時に、この天使はエナジードリンクにより性的快楽を得てしまいました。

そのため、純潔を失った天使は神より失墜させられた、つまり天使をクビになったというストーリーです。

現代人と重なり合う部分が垣間見える瞬間です。

伝えたいメッセージはカフェイン中毒の恐ろしさです。

メイキング

2つの曲を連結

以前使用した曲を使用したのですが、尺が持たなかったため2曲で繋ぎました。

メイキング動画を作る時はテンションを上げてもらいたいので、アップテンポな曲を使用します。

今回はエフェクトを加えたり「クロマティック」と呼ばれるモーションの文字を施しました。

この動画では本作品と入札特典品を一気に見ていただくことができます。

画風

今回は厚塗り(油彩風)です。

事前に受けたコンサルティングで、「テーマ性や表現したいことが海外の人にウケる」とアドバイスをいただいたので、これまでのアニメ漫画テイストから厚塗りに移行しました。

もともと主線がはっきりしていてアニメのようにパキッとしている着色が好きだったのですが、厚塗りもやりはじめると没頭してしまい、仕上がりに充足感があります。

ただこの塗り方は専門的な陰影の知識が必要なので、デッサンの勉強が必要になりそうです。

フリーダ・カーロからの影響

映画化もされています

若いうちから漠然と「好き」だと思っていたカーロですが、今回風刺画を描くということで、図書館に行って気になる彼女について調べました。

美術の研究家ではないので浅い認識ですが、形そのままに観ている人の心を突っ切るまでに刺すように描く…そんな印象を受けました。

見ての通り、カーロは比喩がわかりやすいぶん、少しグロテスクだったりショッキングだったりしますね。

私は前から「風刺画が描きたい」と言ってはいましたが、似た単語の「シュール」とはまた違うと聞き、一体どう違うのか気になっていました。

ところが調べていくうちに、なんとカーロ自身がシュールレアリズム(※)の画家の一人とわかり、よくやく腑に落ちるものがありました。

※超現実主義。ダリ、ピカソなどが代表的。

結論、私の(今回の)画風はシュールだということです。

イメージソング

ウォン・ウィン・ツァン『運命と絆』

もともとどこかで聴いていたのか、テレビで聴きブワッと世界観がバック。
メモ代わり感覚で楽曲をiTunesにダウンロードしました。

作品のPR媒体として使用する場合はInstagram内でのみ可能。

なので著作権範囲内のリールで使わせていただきました。
(後述)

候補にして坂本龍一さん、服部克久さんの楽曲で迷ったのですが、絶望感が欲しかったのでこの『運命と絆』をお借りしました。

音色が美しい


Instagramリール動画
ウォン・ウィン・ツァンさんの『運命と絆』と共にぜひご覧下さい!

さいごに

NFTでアート作品を制作していると、自分は、自分が思っているよりも描けるんだということに毎回驚かされるようになります。

作品全体がメッセージなので、大きく見開いた目(メインは顔)だけがモチーフではないですが、それでも誰かに刺されば嬉しいです。

NFTでも多くはバストアップの人物画が多いと思いますが、今回は完全に一枚の絵

社会問題や文学系に興味のある方におすすめしたい逸品です。

どうぞご検討下さい。

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