【作品紹介】アクリル画「深海」

作品解説

こんにちは。

抽象表現をだいぶ思うように描くことができるようになってきました。

今回は過去のどの作品にもない新たな表現がありますので、最後までご一読いただけますと嬉しいです。

最大の見どころは平面にとらえた髪の毛

背景の波が波っているのはすぐに「海だな」とわかると思います。

しかし他に不思議な箇所がないでしょうか。

そう、髪です。

今回は髪を筋で描くのではなく、平面でとらえました

遠くから見ると髪色に見えるような配色なのですが、さまざまな色が混ざっています。

暗めですがオレンジや少しパステルの入ったブルーもあるのでぜひ観察してみてください。

髪が海へ還るように描きたかったので、試行錯誤した結果こういう配色になりました。

また、全体の色合いもバランスをとっています。

血色を表す肌のオレンジ色と、左下の波にある黄色(黄緑)も全体のアクセントに。

こうして深海に渚が出来上がりました。

まずは脳内でバーチャルで混ぜてゆく

前作が燃え盛るような赤(「ほとばしる彼女の情熱」)だったので、今回は青い絵を描きたいというのが前提としてありました。

そして今回は複雑な色合いを表現したかったので、あえて濁りを狙って色を混ぜています。

次の画像には複数の色が紙の上に載っており、かなりのチャレンジです。

混ぜ方次第(ナイフの動き)ではまた異なる色合いにもなったでしょう。

絵の具の場合「色の三原色」(プリンターのインクと同じ、シアン、マゼンタ、イエロー)で表現するのですが、加える色を増やすほど黒く茶色っぽく濁っていきます。

その加減が作家としても一番ワクワクするところで、混ぜ出すと予想が外れることも。

今回は少し色を混ぜすぎたくらいですが、結果、深海らしさを表すことができました。

見応えのあるモリモリと、ニスを塗ったあとのギトギト感は、アナログで一番楽しい瞬間です。

Yukaの描いたモナ・リザ?

↓音が出ます

実は少しモナ・リザの表情に似ていませんか?

微笑むようで笑っている訳でもなく…

この女性は美とミステリアスさを兼ね備えています。

気持ちが昂っている時も落ち着いている時も、この表情を見るとニュートラルになりますし、母性を感じる波も心が包み込まれます。

いつでも見ていたい作品に仕上がりました。

玄関に飾れば視線誘導に

こちらはB5サイズ(182×257mm)です。

額縁はA4サイズにも対応しているので235×322×15mmで、リビング、寝室、玄関にも飾っていただけます。

おすすめは玄関で、存在感があるから来客の時などには必ず見ていただけるのではないでしょうか。

「美しい絵ですね」と言ってもらえることを私も期待します…!

作品のご購入はこちら

抽象と人物をマッチさせた、力強さのあるアクリル画作品です。

シンプルなお部屋のワンポイントにもなりますよ。

ぜひ、お客様のインテリアグッズの一つに加えてもらえたら幸いです。

※下記の複数サイトで販売している場合があります。

pinkoi

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BASE

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